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鈴木春花の狭山茶楽々(さらら)なお話 vol.7 「お茶屋さんが手作りする抹茶生チョコレート」

2017.01.25

1月も終わりに近づき、そろそろバレンタインデーがやってきますね。
チョコ選びはお済みですか?
お茶好きにはたまらないこの時期限定のチョコレートを求めて、出掛けて来ました。

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ということで、訪れたのは山梨県にある「春木屋」さん。
お茶の「春木屋」ですが、始まりは人形屋さん。
こちらのアルプス通り店では、人形とお茶、二つのお店が併設されていて、こんな風に看板が並んでいます。

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山梨県を中心に10店舗以上を展開する春木屋。人形とお茶、珍しい組み合わせですが、共通点は「湿気に弱い」こと。
お人形の保存には「茶箱」が適しているそうです。

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桃の節句を前に、店内には様々なお雛様が華やかに並んでいました。

お忙しい中、青柳元章社長に迎えていただきました。

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お茶の「春木屋」としての創業は大正14年、青柳社長は3代目になるそうです。

その昔、新茶が出回る前の1月2月は、お茶屋さんにとって暇な時期だったそうです。
そんな中、約20年前に抹茶を使った生チョコレートの試験販売をスタートさせ、現在の形になったのが8年前。私は6~7年前、山梨県の放送局で夕方のニュース番組を担当していた時に取材して、初めて出会いました。その時のご縁で、今回は特別に製造している工場にお邪魔させていただきました。

製造はすべて手作業です。

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抹茶生チョコレートの為に挽いたオリジナルの抹茶とホワイトチョコレートを湯煎して、型に流します。

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抹茶を振りかけて、専用カッターで切っていきます。

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切ったチョコにまた抹茶を振り振り。

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ひとつひとつ丁寧に箱詰めされて、完成です。
工場内は抹茶とチョコの優しくて甘~い香りに包まれていました♡
幸せな取材でした♪

3月半ばまでの限定販売で、25粒入り864円(税込み)です。
お茶の春木屋の店頭はもちろん、通販でも購入できますのでバレンタインやお土産にいかがですか。

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チョコと一緒にこちらも気になっちゃいました。
「甲斐の茶ハイボール」山梨県の南部茶とハイボールをコラボレーションしていただく!おいしそうですね~♪

青柳社長は「これからもどんどん挑戦していく!」と意気込んでいるので、今後を楽しみに、
次は春のお茶摘みツアーに同行させていただきたいなーと思っています。

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《これまでの記事》
●vol.1_春にぴったりのお茶
●vol.2_緑茶・美容活用法
●vol.3_日本茶は弱った時の強~い味方!
●vol.4_山梨の日本茶カフェを訪ねました
●vol.5 cafe Terroir/茶楽
●vol.6 幻の日本紅茶☆@Mofu Mofu

この記事を書いた執筆者

鈴木春花日本茶アンバサダー

鈴木春花(すずきはるか)

フリーアナウンサー。元テレビ山梨アナウンサー。ニュースキャスターをはじめ様々なジャンルの番組を担当。 フリー転身後も、TVやラジオ、イベント司会や講演会など活動の幅を広げている。銘茶「狭山茶」の産地・埼玉県所沢市に生まれ育ち、幼い頃から常飲。茶葉 を活用した「美声」「美肌」レシピも研究中。