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美作茶を応援する“銀座のお茶プロジェクト2022”スタート! 『美作茶植樹会』を開催しました

2022.03.24

絶滅寸前の美作茶を応援することを目的として発足した“銀座のお茶プロジェクト2022”が
2022年3月20日(日)に美作のお茶の植樹会を実施し、キックオフいたしました。

 

 (写真左から)美作市観光振興係長濱田宏治氏・農業政策課竹脇祥平氏・映画監督大谷健太郎氏・
松屋銀座本店顧客戦略部販売促進課紀野珠輝氏・ 日本茶アンバサダー協会代表理事満木

 

 

■まんぼう終了目前の銀座に、コロナ禍3度目の春到来

3月20日、東京都中央区の松屋銀座本店では、そんな春の訪れを祝うように美作茶植樹会が開催されました。

まん延防止等重点措置期間が明日いっぱいという中で関係者のみでの実施となりましたが、ゲストに美作出身の映画監督大谷健太郎氏を迎えて、海田園黒坂製茶から分けていただいた品種茶“さえあかり”の苗木・成木あわせて18本を植樹しました。

この植樹会はプロジェクトの第1弾でこの5月には第2弾で『新茶の茶摘み』を実施する予定です。

 

■美作茶の存続は今が瀬戸際。美作出身の映画監督大谷健太郎氏が応援に

長い歴史に育まれた良質なお茶を作っていますが全国的な知名度が低く、今取り組まなければ消えてしまいます。美作では過疎化が進み、後継者がおらずお茶の生産者は残り4軒となっています。

存続の危機にあるこの美作茶は、来年公開予定の【みまさか創生映画『透き通った風が吹いて(仮)』】のモチーフともなっています。

映画の監督・脚本を務める大谷健太郎氏が応援に駆けつけました。

 

                                        映画監督大谷健太郎氏(写真中央右)

 

監督の想いに共鳴した豪華出演者はまもなく情報解禁され、4月下旬の美作市でのクランクインを予定していることや、美作茶が育つ天空の茶畑を初めて見たときの美しさ、その美味しさなど、美作茶との出会いがこの映画を作る発意となった熱い想いを語りました。

また監督から美作茶への力強い応援のメッセージをいただきました。挨拶よりコメント抜粋。

「とにかく美作茶は美味しいということを伝えたい。地元では有名なのになかなか飲んでいない。東京でも気軽に買えるようになったらいい。美作を舞台に映画を作れると思った一番のきっっかけはお茶との出会いだった。お茶は文化であり全国区で、世界にも通用する。来秋公開予定のみまさか創生映画を海外にもお茶とともにアピールしていきたい。また海外から人が来られたときに日本という国に魅力をもってもらう意味でも映画を大きくアピールしていきたいので、映画と共にこういうお茶の情報発信もしていきたい。」

 

まん延防止等重点措置延長にともない、今回は参加者を関係者などに限定して規模を縮小して行いましたが参加した人たちはみな、美作市職員の指導のもと、しっかり根付いてくれることを祈り、初めて見る伝統の秘茶の苗木を丁寧に植えました。

 

 

■世界で愛される美作茶を目指して

植樹を無事終えて淹れたての美作茶で乾杯。

初めて美作茶を飲んだ参加者からは「美味しい」「山のお茶の味がする」「野性味がある」と好評。滋味深さに舌鼓を打ちました。

銀座のお茶プロジェクトの最年少メンバーの鈴木敢太君5歳(左写真)も「おいしかった!」と大きな声で感想をくれました。

大谷監督から「愛されるお茶になってほしい」と言葉をいただきましたが、美作茶が世界中で愛される日が来るよう、日本茶アンバサダー協会では本プロジェクトの運営とともに、日本茶と映画のコラボレーション・共同プロモーション事業の事業監修を通じて美作茶を応援してまいります。

銀座の屋上でひっそり育ち始めた、岡山の天空のお茶。5月の銀座の天空で、穏やかに収穫できることを願います。

 

松屋銀座本店の営業中はどなたでもお茶の木をご覧いただくことができます。

銀座の中央、大都会の茶畑へ目と心を癒やしにぜひお立ち寄りください。

 

 

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植樹開催案内のプレスリリースPDFはこちら

⇒ 美作のお茶植樹会プレスリリース(日本茶アンバサダー協会)

 

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≪本件お問合わせ先≫ 一般社団法人日本茶アンバサダー協会(満木)
電話:050-5437-9912 e-mail: info@nihoncha.org

この記事を書いた執筆者

日本茶アンバサダー

日本茶アンバサダー協会運営