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清水加奈『かぶせ茶農家のひとりごと』vol.4 「ようこそ!かぶせ茶カフェへ」

2017.01.10

みなさま、ちょっと遅めですが あけましておめでとうございます!
お正月はいかがでしたか?
今年も三重のかぶせ茶と私(笑)、どうぞよろしくお願いします。

今回は私が営む「かぶせ茶カフェ」へご案内させていただきます。
いらっしゃいませ~!

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このかぶせ茶カフェは7年前にOPENしました。週3日限定の茶農家カフェです。今まで沢山の方が「どうして始めたの?」と聞かれました。本当にいろんな理由やタイミングがあってなかなか一言では言い表せないのですが、一番はまず三重のかぶせ茶を一人でも多くの方に知ってもらいたいという想いからです。
私はお恥ずかしながら今でもそうなのですが、ちょっとお茶屋さんって入るの緊張しませんか?20代の若かりし頃は特に。入っても良いですか?という感じでした。店名もコーヒーをお出しするのではないので、本当はカフェって言うのはおかしいのかもしれませんが、若い方でも気軽に茶農家の家に遊びに行く感覚で来ていただきたく、かぶせ茶カフェという名前にしました。

自宅の隣に築70年の私が育った母屋が残っていたためそこをほぼそのまま利用しています。障子は色褪せ、畳もささくれているところもあるのですが、お客さまに「これが良い。懐かしい。」と言っていただきそのままです。
若いお客様は「おしゃれ。」って言ってくださるんですよ。

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かぶせ茶カフェは、お好きなお茶と、和か洋のお菓子を選んでいただくスタイルです。お茶はかぶせ茶をはじめほうじ茶、玄米茶、和紅茶などもあります。またかぶせ茶のなかでも、品種も選んでいただけます。
お菓子は季節によって変わります。今は和が「かぶせ茶白玉入りぜんざい」洋が写真の「ほうじ茶レアチーズ」です。

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お盆や食器は自宅の蔵から出てきた冠婚葬祭に使っていた昭和のもの。急須、湯冷まし、お茶碗は地元四日市萬古焼です。
まず一煎目はぐっとぬるめで甘みを楽しんでいただきます。温度が低いので茶葉が開くのにちょっと時間はかかりますが、ほらっ開いてきました!かぶせ茶カフェではあえて時間は計っていません。わざと蓋のない急須で茶葉の開き具合を見てタイミングを計ってもらいます。時計より茶葉を見ていたほうが、おいしくでてくれるような気がして、、。

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二煎目はポットのお湯を熱めでそのまま。一煎目とはまったく違うサッパリめの渋みを楽しんでいただきます。ポットのお湯は使い放題なので、皆さん何杯もお楽しみいただいています。
そしてどのお茶を選んでも付いてくるのがこれ。三重県のソウルフード「あられ茶漬け」です。三重県ではあられにお湯やお茶をかけて食べる習慣があるんですよ!
かりかり感を残す方もいれば、ふにゃふにゃになるまで待つ方もみえます。

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そして最後の締めはやっぱりこれ。茶殻おひたしです!ポン酢をかけてさっぱりとお召し上がりいただきます。
実は茶殻のおひたしはちびっ子にも人気なんです。野菜嫌いのお子様が茶殻のおひたしだけは食べるの~というお客様もみえるんですよ。

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いかがでしたでしょうか?
ちょっとかぶせ茶カフェにお越しいただいた気分になっていただけましたか?

三重県にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね♪
新茶の時期(GWあたり)には、かぶせ茶カフェ前の手摘み体験茶園で新芽を摘んで天ぷらでお召し上がりいただけます。
夏には、水出しかぶせ茶を凍らせたかき氷「かぶせ茶氷」も人気です。
家族一同、お待ちしております!

《これまでの記事》
●vol.1三重の茶畑からこんにちは
●vol.2 へぇ~、三重県お茶事情。
●vol.3 かぶせ茶の楽しみかた

この記事を書いた執筆者

清水加奈

清水加奈(しみずかな)

三重県の専業茶農家(有)マルシゲ清水製茶の長女に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。25歳の頃結婚と同時に就農。2010年に1人でも多くの方に三重のかぶせ茶を知ってもらい、ファンになってもらいたいという想いから『かぶせ茶カフェ』を開業。農業女子プロジェクトメンバー、四日市茶農家女子会メンバー、茶育指導士、二児の母。
★マルシゲ清水製茶HP: http://marushige-cha.jp/