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梅宮万紗子のあま~いお散歩」vol.8 ~日本茶のリデザイン 東京茶寮~

2017.02.22

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例えば台湾には茶芸館というものがあります。
昔、台湾へ旅行した時に入ったカフェ、といってもモダンではなく、古い建物でしたが、テーブルには小さい急須と、熱いお湯、高さの違う2種類の茶碗が用意されて、大切に大切にお湯を注いで淹れてもらうのは、淹れてあるお茶を奥から運んでくるより、うんと贅沢な気がしました。

「片方の茶碗にお茶を注いで、そしてもう片方の茶碗に移した後に、空になった茶碗でお茶の香りを楽しむのよ」と初めて台湾茶の楽しみ方を友人に教えてもらい、日本にもこんな楽しいお店があったら良いなぁ、とおもっていたら、ありました!

三軒茶屋に新しくオープンした日本茶専門のカフェ「東京茶寮」さんに行って参りました。

こちらは、現役のデザイナーさんでいらっしゃる谷本 幹人さんが内装、お茶のドリッパー(?と言うそうです)のデザイン、茶葉の選択もされたそうです。

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普段、私たちが飲んでいるお茶は、数種類のブレンドのことが多いですが、こちらでは、単一品種で七種類、用意されています。

メニューは味がわかりやすいように記載されています。

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いくら文字で「まろやかで、すっきりさっぱり絶妙!」と説明されても、『で、結局どんな味なの?』という感じですものね。

ちなみに私はいつもワインの時に、微笑みつつ内心は「わからないなぁ」と、諦めております。

今回は、初めてとあって、まず選んだのは「福岡県 やぶきた やめ茶」と、「静岡県 宵の七曜星(よいのしちようせい)」・・・ネーミングもロマンチックですね)でした。

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宵の七曜星も、おいしかったのですが、やめ茶のうま味といったら!もう!

二種類とも、三煎まで頂きましたが、一煎目と二煎目・三煎目で湯の温度を変えて下さるので、味も少しづつ違いを楽しめます。一煎目は、ぬるめ、二煎目は熱めでしっかりと、という風に・・・とっても丁寧ですよね。

今まで、当たり前だった日本茶というものを、改めて深く味わえる、それも現代のスタイルに合わせて提供されるお店なんていいですよね。

谷本さんが考案されたドリッパーは、お湯を本来は急須から出し切る、という所もきっちり出来て、目でも茶葉がどんな風か楽しめるようになっていて、これはすごい。しかも全て、日本製・・・うなりますよね。うぉぉ~。

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そして、選べる三種のお菓子。私は特別に全種類、頂いてしまいましたが、すべてが「にくい」の一言。

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りんごの味がほのかにするおはぎ、いちじくのプチプチした食感が楽しいドライフルーツの羊羹、東京茶寮さんで作られる、ほうじ茶のプリン。どれも、少し変わった、それでいて外さない味でした。
ここは、偉そうにいうつもりでは全くないのですが、正直、「参った」と降参。

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お土産には、「やぶきた やめ」 と、「はるもえぎ」を購入。さっそく淹れてみました。
「はるもえぎ」は、「やぶきたの孫にあたる」とパッケージに。めっちゃめちゃ美味しすぎました。私、淹れ方が上手になったのかしら、と、自画自賛。もちろん、お茶が良いんですよ、わかってますってば。

皆さんも、ぜひ、行ってみてくださいね。
特に晴れた日には「東京」と「茶寮」の言葉が感じられるような素敵なお店です。

■東京茶寮
東京都世田谷区上馬一丁目34番15号
URL: http://www.tokyosaryo.jp/

 

《これまでの記事》
●vol.1 ~麻布十番庵~
●vol.2 ~鶴屋吉信さん~
●vol.3~恵比寿 豆園茶寮さん~
●vol.4 ~一茶菴流のお茶会~
●vol.5 ~souen 櫻井焙茶研究所~
●vol.6 ~梅園 浅草本店~
●vol.7 ~ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮 東京駅グランルーフ店~

この記事を書いた執筆者

梅宮万紗子日本茶アンバサダー

梅宮万紗子(うめみやまさこ)

1997年ドラマ出演で女優デビュー。趣味はマクロヴィオティック料理、茶道。 特技は英語、空手。現在はドラマ、映画、CM,舞台など多方面にて活躍中。