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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶

2017.04.04

こんにちは。カネロク松本園の松本浩毅です。
いよいよ4月です。今年になったばかりと思っていたらもう新茶の始まる月。こんな季節にインフルエンザに侵されて仕事にならない松本です。。。(書いてるのは3月末)
第6回は香港での日本茶研修の内容をご紹介させていただきました。
今回は三月一日に渋谷のセルリアンタワーホテルで記者会見発表会が行われた東急&伊豆急の新しい観光列車『ザ ロイヤルエクスプレス』のご紹介をしようと思います。

なぜ観光列車の紹介かといいますと、とても光栄なことにカネロク松本園のお茶を車内で提供していただけることが決まったからです。

 

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三月一日は列車のプラン内容と、車内の料理を監修するシェフと飲み物を監修する珈琲屋さんとお茶農家を発表する記者会見でした。
結婚披露宴のような会場で、50社を越す取材陣がお集まりくださいました。

会場にはザ ロイヤルエクスプレスのテーマ曲の生演奏。
コーヒーを担当するミカフェートさんとお茶を担当するカネロク松本園にはそれぞれ試飲ブースが設けられており、松本は大舞台に緊張してブース対応どころではなかったため我らが満木大先生に「お助けください〜」とご協力をお願いしました。

 

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満木さん、その節は大変ありがとうございました(。-∀-。)
やはりメディアの方も仏頂面の農家よりも綺麗な女性のほうが絵にもなるでしょう。笑

お食事の監修は横浜→下田間は麻布十番”山田チカラ”山田チカラさん、下田→横浜間は大分”方寸”河野美千代さん。
このような素晴らしい料理人の方々と御一緒させていただけてお料理に私の紅茶が並んで。。
恥ずかしくないものを作らないとなと改めて思いました。
河野美千代さんが「芸能人かぃ」とツッコミをいれてリラックスさせてくれましたが、こんな大変な数のカメラに囲まれることは後にも先にもないのじゃないかと思います。
松本は心では笑顔になっているつもりでしたが後から見ると強張って引きつった顔しかできていませんでした。。残念。

 

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ザロイヤルエクスプレスは2017年7月に運行を開始予定です。
皆様夏休みの計画などによかったら取り入れてくださいね!

 

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畑仕事ではインフルエンザにより遅れ気味になっていますが3回目の肥料も終わりお茶工場の掃除などを進めています。
新たなかぶせ茶の企画もあったり、耕作放棄地を無農薬茶園として再生する計画もあったり。
休まる暇がありません!

では次回はお茶まっさかりに!(´・д・`)ノシ

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ

この記事を書いた執筆者

松本 浩毅

松本 浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com