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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.19 世界で最も緑茶を愛する街、島田市

2018.04.05

こんにちは。
いよいよ今年もやってきました新茶シーズンです。
桜も満開になり我が家では長男の卒園&入学式。

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次男・長女の進級式。
次女の入園式と催し物が立て続けです。

3月は6日と7日、毎年恒例になってきました幕張メッセで開催されるFoodexJapanに出展して来ました。

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いつもお世話になっている日本茶アンバサダーの桜井さんと伊藤さんにお手伝いをしていただき楽しく出展してきました。
お茶関係のブースでは抹茶・ボトリングを扱うブースが増えました。
海外からの来場者も増えているようで英語が話せることが出展には必要だと思います。
松本はぜんぜん外国語がだめなのでお二人にはとても助けていただきました。
いつもいつもありがとうございます!

 

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話は変わって私の地元の話題です。
静岡県島田市では3月にふたつの観光施設がオープンいたしました。
ひとつは「ふじのくに茶の都ミュージアム」
もともとお茶の郷博物館という施設だったのですが静岡県が改装費11億円をかけてリニューアルさせたお茶専門のミュージアムです。
https://tea-museum.jp

世界のお茶のフロアと静岡のお茶のフロアに分かれており、昔のお茶の機械や手で揉んで作るお茶の紹介などもされています。
個人的にはもっと静岡の”今”、そして”これから”のお茶に焦点を当ててほしかった・・笑

 

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もうひとつは島田市には世界最長の木造の橋「蓬莱橋」があり、そのたもとにテイクアウトのお茶とお土産を扱う施設ができました。
蓬莱橋897.4茶屋(やくなしぢゃや)
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kankou/kankousisetuseibi.html
897.4というのはギネス認定を受けている橋の長さからとったそうです。
蓬莱橋は連続テレビ小説の舞台にもなったりして観光客が年間15万人は来ているそうです。
たくさんの方に島田のお茶にふれてもらえればと思います。

そして4月14日15日には金谷茶まつりが開催されます。

 

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今年はお茶の生育が3月の高気温により収穫時期が例年より1週間から10日早まっています。
いまも工場の準備に追われていますがお茶まつりの時期には収穫目前のお茶畑が見られますよ!ぜひ静岡県島田市に皆様のお越しをお待ちしています。
お祭りにあわせて島田市の新しい施設もめぐってみてはいかがでしょうか。

次回は新茶まっさかり!!
それではまた次回〜(o゚∀゚o)ノシ

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ
●vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶
●vol.8 「2017新茶」
●vol.9 新茶製造。まもなく二番茶。
●vol.10 いよいよはしるよ観光列車
●vol.11 機械はちいさく志は大きく
●vol.12 ウイスキーの雑誌に掲載されました
●vol.13 世界緑茶コンテスト入賞
●vol.14 ボンジュールパリジェンヌ
●vol.15 パリ後半戦とウィスキーフェス!
●vol.16 年男松本。今年もよろしくお願いいたします。
●vol.17 笑顔も苦手。喋りも苦手でごめんなさい。
●vol.18 お茶が早く揉みたくなってきました

この記事を書いた執筆者

松本浩毅

松本浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com