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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.16 年男松本。今年もよろしくお願いいたします。

2018.01.05

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2017年12月7日に陶芸家の木下和美さんに会いに京都にお邪魔しました。
木下さんは東一仁さんとご夫婦で作陶しています。
とても人気の作家さんで百貨店に出展しているのを見に行っても品切れでネット通販でも品切れ・・・関西に行く機会にいつか〜と思っていたんです。

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うつわや悠々様
http://www.utsuwayayuuyuu.com/SHOP/KK5.html

 

お忙しい中とても気さくに工房や窯を見せていただき楽しくお話をさせていただきました。
陶芸もいつかやってみたいな。

 

12月8・9・10日はKOBE TEA FESTIVAL 2ndに出展してきました。

 

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神戸メリケンパークの特設会場で行われたこのイベント。前回は初開催にもかかわらず15000人の来場者を記録していてお茶だけでこれだけ一般のお客様を集めるイベントはなかなかありません。

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リプトンがメインスポンサー?になっており都内・関西からも紅茶の有名店が出展しており光栄にも生産者枠でお誘いいただき出展させていただきました。

 

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今回はルミナリエの時期とも重なって来場者は21000人を超える結果となりました。

 

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会場では千円で5枚のティーチケットを購入していただきチケットと引き換えにブースごとのお茶を試飲していただく方式でした。結果としてブースには三日間で2000人を超すお客様にカネロク松本園のお茶をお試しいただきました。

関西方面には昨年の地紅茶サミット以来2回目の出張でしたがまだ関西でカネロクのお茶を扱っていただいているお店がなくお客様からどこかで買えるようにしてくれと嬉しい反応をたくさんいただきました。

なかなかハードな三日間でしたけど行って良かったなと思います。
基本的に松本とお手伝いさんと二人でブースをまわしたのですがお茶を淹れ続けるのにせいいっぱいで一人一人のお客様に丁寧な対応ができなかったのがちょっと反省です。
次回もまたお誘いがあればぜひ参加したいと思います。

 

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冬の農作業といえば茶草場農法。
山草を刈り集めて茶園の地面に敷いて行く作業です。

 

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この草が土に還る過程で茶の品質向上や環境面で貴重な草花の保全に貢献する世界農業遺産です。

2018年もはじまり新茶にむけて準備を進めています。
もっともっと美味しいお茶をつくれるように。
もっともっとお客様に楽しんでいただけるように頑張っていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた次回〜(o゚∀゚o)ノシ

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ
●vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶
●vol.8 「2017新茶」
●vol.9 新茶製造。まもなく二番茶。
●vol.10 いよいよはしるよ観光列車
●vol.11 機械はちいさく志は大きく
●vol.12 ウイスキーの雑誌に掲載されました
●vol.13 世界緑茶コンテスト入賞
●vol.14 ボンジュールパリジェンヌ
●vol.15 パリ後半戦とウィスキーフェス!

この記事を書いた執筆者

松本浩毅

松本浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com