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鈴木春花の狭山茶楽々(さらら)なお話 vol.6 幻の日本紅茶☆@Mofu Mofu

2016.12.17

 

すっかり寒くなって来ましたね。そこで、ほっこり温か~くなれるお店を訪れてみました。

 

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こちらのお店の始まりはこのピンクのキッチンカーから。
移動販売のクレープ屋さんからスタートしたお店で、今年の5月、山梨県昭和町にお店を構えたそうです。
クレープとガレットのお店「Mofu Mofu」
モフモフと可愛らしさをイメージして名付けられました。
イベントなどで移動販売に出掛けていなければ、お店の前でキッチンカーが目印になってくれています。

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お店の中も明るくて可愛らしい雰囲気☆
「せっかく自分のお店を持てたのだから、好きなものばっかり集めたいじゃない⁈♪」
と、明るく話してくれるのは店主の井上加代さん。

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初対面なのに、とっても気さくで親しみやすく
「春花ちゃん」と呼び掛けてくださるので、私も思わず「加代さん♪」と呼んでいました。
他のお客様が「えっ?二人は初対面なんですか?」と驚くほど楽しく会話が広がりました。

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クレープとガレットのお店ということで、甘いものからしっかりお食事系までメニューが豊富で迷ったのですが、今回は「コンプレット」という定番ガレットをいただきました。
チーズと卵とハムのガレット。ガレットは、そば粉を使ったフランス発祥の食べ物で、クレープ生地に似たガレットに様々な具材が乗っています。

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私が思っていたガレットというのは薄焼きカリカリというイメージだったのですが、「Mofu Mofu」のガレットは、とってもモチモチしていて、お腹大満足でした。
この「モチモチ食感」は、井上さんが研究に研究を重ねて作り出した企業秘密の焼き方なんですって。
ランチセットはガレットにサラダ、ドリンクが付いて1000円です。

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そして、今回のお目当てはこちらの日本茶!
「雨畑紅茶」という山梨県早川町雨畑(あめはた)という地区で作られた紅茶です。
早川町は日本で最も人口の少ない「町」で、山梨県の最も西に位置しています。
山梨県で日本茶というと、南部茶を栽培している南部町なのですが、早川町でもお茶が作れるんですね。しかも、お茶農家がたくさんある地域ではないので、生産量は限られていて、今年のお茶はここ「Mofu Mofu」にあるものが全てだとか。まさに幻の紅茶!

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ワクワクしながらいただくと・・・苦みやえぐみの少ない、ストレートでも甘さを感じるまろやかな紅茶。
でも、香りが鼻に抜けるおいしい紅茶でした。(雨畑紅茶 450円)

山梨で生まれ育った井上さんがお店を構えるにあたって、飲み物にも山梨らしさを取り入れたいと見つけた逸品です。

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来年の雨畑紅茶はやっぱり栽培している所を訪ねたいよね!と、加代さんと一緒に早川町を訪れることを約束し、お店を後にしました。
幻の日本紅茶を訪ねる旅・・・今からワクワクが止まりません♪♪♪

≪お店情報≫
気まぐれなMofu Mofu
不定休 営業時間11:45~21:00
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居1370
090-8103-4965
[HP] http://mofumofu.on.omisenomikata.jp/

この記事を書いた執筆者

鈴木春花日本茶アンバサダー

鈴木春花(すずきはるか)

フリーアナウンサー。元テレビ山梨アナウンサー。ニュースキャスターをはじめ様々なジャンルの番組を担当。 フリー転身後も、TVやラジオ、イベント司会や講演会など活動の幅を広げている。銘茶「狭山茶」の産地・埼玉県所沢市に生まれ育ち、幼い頃から常飲。茶葉 を活用した「美声」「美肌」レシピも研究中。