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清水加奈『かぶせ茶農家のひとりごと』vol.27『東海地区最大級!無印良品近鉄四日市 OPEN!』

2018.12.24

さむ~い!!急に冬がやってきましたね。。。今朝は茶園のお茶の葉にも霜が降りていました。12月9日朝には雪がちらちら、、、初雪でした!!急いでスタッドレスタイヤに交換しました。

ちょっと前のお話になりますが、11月20日に「無印良品近鉄四日市店」がOPENしました。待ってました~無印。
実は私が高校生の頃、同じ近鉄百貨店地下には無印良品があったのです。私は高校が四日市駅経由だったため、毎日のように立ち寄っておりました。はっ!!今も使っている黒色のリュックはまさにソコで購入したもの。え~っ、30年間使ってる。10代で買ったリュックがアラフォーになっても使えるなんて、恐るべき無印デザイン。
大人になってからいつの間にか無印良品は四日市市から消え、お隣の鈴鹿市まで足を伸ばさないといけなくなり、私の生活の中で無印は消えつつありました。
そんな時、「無印良品近鉄四日市店」がOPENのお知らせ!おかえり、無印良品!しかもなになに、東海地区最大級?三重県初のカフェ併設?

ワクワクしながら行ってみると、あれ?いつもの無印良品と違う!!

 

 

 

広いだけじゃない!

 

 

 

いたるところに三重県産の道具やものが展示されていたり、さりげなく置いてあるのです。

四日市市の萬古焼、桑名市の折鶴、伊勢の木綿などなど。
古い茶箱や茶かごも置いてありますよ。実際に使われていたものです。

 

実はわが家のお茶もちらりと置いていただいていまーす!

品種別かぶせ茶、おためし一煎パックです。

中でも私が一番驚いたのは、

壁面に何かがいっぱい敷き詰められている。

 

 

なにかなとよく見てみると、、、なんといつもかぶせ茶カフェで使わせていただいている「藤総製陶所」さんの急須の割れたもの!!

 

 

すごい、アイデア!!
完成された萬古焼だけでなく、こうして割れてしまったものもれっきとした萬古焼ですよね。
今後オーペンスペースでは地元で活動している人々を招いたイベントやワークショップも開催されるそう。いつかこちらでかぶせ茶体験させていただきたいな。

正直、無印良品といえば全国どこでも同じものが、同じようなショップで同じような陳列で購入できるという、どちらかといえば無印ブランド的な安心・安定感があたりまえのように思っていました。が、この近鉄四日市店は、予想以上に地元の物とコラボしていて、良い意味で期待と違っていました。

四日市市でかぶせ茶農家というモノ作りに少し携わっている者としてすごく嬉しく感じ、また新しい風を吹き込んでいただきたいなという期待を持ちました。

近鉄百貨店四日市店は近鉄四日市駅と直結しています。皆さんも四日市にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

 

 

《これまでの記事》
●vol.1三重の茶畑からこんにちは
●vol.2 へぇ~、三重県お茶事情。
●vol.3 かぶせ茶の楽しみかた
●vol.4 「ようこそ!かぶせ茶カフェへ」
●vol.5 「冬の茶畑と茶農家」
●vol.6「ise-chaのある生活」
●vol.7 「お茶植え」
●vol.8「新茶2017」
●vol.9 『新茶無事終了』
●vol.10 『夜のお仕事』
●vol.11 『かぶせ茶氷』
●vol.12 『お茶の品種』
●vol.13 『秋番茶刈り採り中です!』
●14 『滋賀 信楽朝宮へ行って来ました!』
●15 「冬仕事とみえセレクション」
●16「JGAP認証」
●17『四日市イベント@三重テラス』
●18『道の駅 みなみやましろ村』
●19『お茶苗植え 2019』
●20 『新茶 2018』
●21 『一番茶終了!!そして二番茶』
●22 『四日市少年自然の家さんとのコラボ 家庭の日』
●23 『水出しかぶせ茶』
●24『マルシゲ研修旅行』
●25『只今 秋番茶摘採中!!』
●26『子供達のお茶カフェ♪』

この記事を書いた執筆者

清水加奈日本茶アンバサダー

清水加奈(しみずかな)

三重県の専業茶農家(有)マルシゲ清水製茶の長女に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。25歳の頃結婚と同時に就農。2010年に1人でも多くの方に三重のかぶせ茶を知ってもらい、ファンになってもらいたいという想いから『かぶせ茶カフェ』を開業。農業女子プロジェクトメンバー、四日市茶農家女子会メンバー、茶育指導士、二児の母。
★マルシゲ清水製茶HP: http://marushige-cha.jp/