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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.25 旅ラジ出演!にこやかに喋れるキャラになりたい。

2018.10.20

こんにちは。
季節の変わり目ということでみなさま風邪は大丈夫でしょうか?
それでは9月のカネロク松本園の近況報告をば。

まずNHKの旅ラジという番組に出演させていただきました。
会場はふじのくに茶の都ミュージアムの駐車場。
ハチマルチャン号という番組の放送局を兼ねる車が特設ステージとなりそこでお話をさせていただきました。

 

 

ふじのくに茶の都ミュージアムというのは世界中のお茶の展示や日本茶の歴史、製造機械の展示などがあります。綺麗な庭園と茶室もあり抹茶などもいただける島田市の観光スポットです。
公開生放送だったので会場にも100人ほどの視聴者が集まってくれました。
内容としては島田市の取り組む緑茶化計画という名のお茶振興事業の紹介を市の職員がされたあと私はそんな緑茶の茶産地で紅茶や燻製茶に取り組む若手、ということで日頃の取り組みなどをお話しさせていただきました。
正直自分がラジオを普段あまり聞かないのでどれだけの方が聴いてくれているのかなと思っていましたが、そこはさすがNHK。
北米を除く世界中に発信されているということで放送終了後にはありがたいことに反響もありました。

28日からは秋冬番(しゅうとうばん)と言って秋のお茶収穫が始まりました。
収穫された茶葉は近所の大型工場にて加工され大手のペットボトル原料に出荷されます。
お茶の収穫とはいうものの来年の一番茶の土台を決める剪定作業としての面が重要な秋のお茶刈りです。
29日、30日はジャパンティーフェスティバルに参加してきました。
昨年までのシングルオリジンティーフェスティバルが名前を変更して開催されました。
台風が接近していたにも関わらずたくさんのお茶好きたちが来場してくれました。

 

 

顔なじみの同業者や来場者はもちろん新しくいただいたご縁も多く、たのしくイベントに参加させていただきました。
来年も是非浅草に美味しいお茶を持って来られるように頑張りたいと思います。

 

 

秋冬番茶も10月の半ばごろまで収穫がありますが、10月の末には大阪でイベントを行います。
私の大好きな作家さんとのコラボイベント。
こちらもとても楽しみです、来月のご報告をお待ちください。

それではまた次回〜(o゚∀゚o)ノシ

 

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ
●vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶
●vol.8 「2017新茶」
●vol.9 新茶製造。まもなく二番茶。
●vol.10 いよいよはしるよ観光列車
●vol.11 機械はちいさく志は大きく
●vol.12 ウイスキーの雑誌に掲載されました
●vol.13 世界緑茶コンテスト入賞
●vol.14 ボンジュールパリジェンヌ
●vol.15 パリ後半戦とウィスキーフェス!
●vol.16 年男松本。今年もよろしくお願いいたします。
●vol.17 笑顔も苦手。喋りも苦手でごめんなさい。
●vol.18 お茶が早く揉みたくなってきました
●vol.19 世界で最も緑茶を愛する街、島田市
●vol.20 ワッショイ八十八夜
●vol.21 二番茶開始!お茶仕事の合間にアンバサダーな活動も!
●vol.22 6月は茶畑にひきこもり
●vol.23 祝ロイヤルエクスプレス1周年!パリでは3連単!
●vol.24 星付き茶農家になりました

この記事を書いた執筆者

松本浩毅

松本浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com