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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.14 ボンジュールパリジェンヌ

2017.11.02

Bonjour. Vous allez bien?
海外に飛び出しましたカネロク松本園です。
先月31日からパリに滞在しております〜。
おしゃれな街を満喫しております。
エールフランス航空の飛行機で羽田から12時間のフライトで地球の裏側まで飛んできましたよ。

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今回の旅の目的はもちろん観光ではなくお仕事です。
いくつかのイベントとパリのお茶屋さんの視察をします。
まず11月1日はサロンドショコラパリでチョコレートとお茶のマリアージュのご提案ということで試飲イベントを行いました。
フランス人はお茶も香りの強いものを好むので香料やハーブを使用したお茶が一般的に楽しまれています。燻製も文化に根付いているらしく茶葉の香りをお試しいただくととても好感触で日本人向けよりももっと強い燻製香をむしろ求めています。
今回はベネズエラのチョコレートとのコラボレーションという機会をいただけたのでカカオを燃料に使用した燻製茶もお試しいただきました。

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感触は写真のような感じで楽しくイベントをおこないました。

11月3日からは寿月堂パリにて静岡のお茶や工芸の展示販売会に参加します。
Marche de la route du Tokaidoということでパリでも人気のある広重の東海道五拾三次をモチーフにした静岡のちょっととんがった産品のご紹介をするイベントです。
寿月堂さんのお店はそんなに広いわけでも商品数が多いわけでもないのですがパリの街に溶け込んでとても素敵な日本茶専門店です。
ヨーロッパの日本食業界ではとても信頼のあるお店ですので変な失敗をしないように気をつけます。笑

11月4日はルピシアパリにて試飲会を行います。
ルピシアパリではカネロク松本園の燻製茶をすでに取り扱いいただいていたこともあり今回の海外出張でせっかく行くのだからということで生産者と会える企画を急遽立てていただきました。

今回のイベントから新商品も入ることになりもっと多くのパリジャンパリジェンヌにカネロク松本園をたのしんでもらえるように頑張りたいと思います。

サロンドショコラは好感触で終えることができましたが寿月堂様ルピシア様はまだこれからなのでそちらの事後報告はまた来月させていただこうとおもいます。

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ちょっとくらいはフランス語も覚えて帰りたい。。。
それではまた次回、メルシーボークー(o゚∀゚o)ノシ

 

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ
●vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶
●vol.8 「2017新茶」
●vol.9 新茶製造。まもなく二番茶。
●vol.10 いよいよはしるよ観光列車
●vol.11 機械はちいさく志は大きく
●vol.12 ウイスキーの雑誌に掲載されました
●vol.13 世界緑茶コンテスト入賞

この記事を書いた執筆者

松本浩毅

松本浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com