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元祖国産燻製茶カネロク松本園3代目奮闘記 vol.12ウイスキーの雑誌に掲載されました

2017.09.05

こんにちは。
日に焼けていますがレジャーには行っておりません。カネロク松本園です。

8月3日に女の子が産まれました。

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4人目の子なのですが母子ともに健康で恵まれているなぁと思います。
出産後には妻が一週間ほど入院しましてその間3人の子を保育園に送ったり洗濯をしたり寝かしつけたり・・いつも妻にまかせている仕事も大変だなぁと思いました。
名前も毎度のことですが優柔不断な性格のために悩みに悩んで決めました。
笑顔の多い人生になってくれたらいいなとの想いをこめた名前にしました。
父ちゃん頑張らないとです。

さて、先日取材をしていただいた記事が掲載された本が出版されました。
今回はなんと国内唯一のウィスキーの専門誌『ウィスキーガロア』です。なぜお茶農家がウィスキーの・・・ウィスキー専門誌じゃないじゃん・・みたいに思われるかもしれませんね。

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カネロク松本園は燻製茶の燃料にウィスキー樽材を使用していることからウィスキーファンの方に燻製茶を知っていただこうと5年前からウィスキーフェスティバルに参加しています。
その業界に関わらせていただいていく中でたくさんの方にご縁をいただき応援していただいております。
ウィスキーファンではなくても朝ドラ「マッサン」を見ていた方は多いのではと思います。今回この誌面に掲載していただいたのはマッサンのウィスキー監修を手がけたウィスキー文化研究所の土屋守さんという著名なウィスキー評論家です。
今回誌面でBARや蒸溜所の紹介をする並びでカネロク松本園を掲載していただきました。

 

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たくさんのウィスキーファンの方にカネロクを知っていただけたらと思います。
ウィスキーフェスティバルは11月26日に東京で開催されます。ワールドアワードで近年ジャパニーズウィスキーがグランプリを受賞することが多くなり年々盛り上がりを増しているイベントです。もちろんカネロクも出展させていただきます。お酒が好きな方は是非いらしてくださいね。

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農作業はいまは裾刈りという作業を行なっています。
春から収穫されずに横に伸びた枝が茶の樹の通路を塞いでしまうため道を切り開く作業です。
この作業が終わったら秋の肥料を施します。

今後のカネロク松本園のイベント出展予定です。
9月2日 和紅茶の祭典@銀座
10月7日 シングルオリジンティーフェスティバル@浅草
11月26日 ウィスキーフェスティバル東京@高田馬場

子供も増えて育児と農作業とイベントと大忙しですが頑張りたいと思います。
それではまた次回〜(o゚∀゚o)ノシ

 

 

《これまでの記事》
●vol.1 ごあいさつ
●vol.2 日本の世界農業遺産を知ってほしい
●vol.3 伝統の次は革新?日本初・国産燻製茶の誕生
●vol.4 日本茶を世界に!和紅茶編
●vol.5 よい茶葉との付き合い方
●vol.6 香港SOGO百貨店催事へ
●vol.7 東急ザロイヤルエクスプレスに燻製紅茶
●vol.8 「2017新茶」
●vol.9 新茶製造。まもなく二番茶。
●vol.10 いよいよはしるよ観光列車
●vol.11 機械はちいさく志は大きく

この記事を書いた執筆者

松本浩毅

松本浩毅(まつもとひろき)

静岡県の専業茶農家カネロク松本園の長男に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。静岡県の農林大学校茶業科を卒業し22歳の頃に就農、現在34歳。専門家でなくとも飲めば特別だとわかるオリジナルなお茶を作りたいとの想いから、国内には存在しなかった茶葉を燻製にする製法を独自に研究開発。日本の世界農業遺産の周知にも力を注いでいる。島田市農業経営振興会、静岡県青年農業士、日本農業青年経営会に所属。
カネロク松本園HP:http://www.saumi-tea.com