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「日本茶アンバサダーレポート山田陽子inシンガポール」Vol.17

2017.05.29

こんにちは、シンガポールの山田陽子です。
シンガポールでは抹茶を使ったドリンクやデザートが甘党のシンガポーリアンに人気なことは、以前のコラムでもお伝えしました。今回は新たに発見したお気に入りの抹茶ドリンク、デザートストール「Hvala」(フバラ)についてお伝えしたいと思います。

Hvala は2015年4月に日本でいう銀座にあたるオーチャードロードのショッピングモール地下にオープンしました。「一期一会」という言葉をコンセプトとして使っていたので、日系企業なのかと思いましたが、シンガポールの企業でした。一期一会というコンセプトには毎回提供する商品がユニークでまたとない特別なものであるという気持ちを表しているそうです。当店はもともと、ワッフルバーというコンセプトでワッフルとアイスクリームをメインに販売していました。昨年からは抹茶フレーバーを前面に出し、抹茶や抹茶ラテといった抹茶ドリンクや抹茶ソフトクリーム、その他日本茶を使ったドリンク等を販売しています。

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当店の抹茶ラテはたっぷりと抹茶を使っているので、濃厚な抹茶の味がしっかりと感じられます。一杯ごとに抹茶をしっかりと、抹茶茶碗に茶筅でたててからフォームミルクを注いだ抹茶ラテはすごく美味しかったです。一期一会というコンセプトが商品にしっかり表れているなと感じました。一番の人気商品は抹茶ラテとソフトクリーム関連商品だそうです。ソフトクリームにはナッツやマシュマロ、チョコレート、ワッフルなどをトッピングしたサンデーのメニューもバラエティ豊富です。シンガポールだけではないですが、自分だけの味やデザインを可能にするカスタマイズサービスはトレンドで受けがいいのだろうと思いました。お客さんの大半は地元のシンガポーリアンだそうです。

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専門店ではなくても、抹茶をメニューに取り入れるお店が多くなってきているように感じます。日本の抹茶はシンガポールや東南アジアでますます人気が高まっているのだなと感じるこの頃です。

 

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この記事を書いた執筆者

山田陽子日本茶アンバサダー

山田陽子(やまだようこ)

大学卒業後、日本で就職するも海外での就業の希望が諦められず、2011年末に一念発起し単身でシンガポールへ。現在、在住4年目。言語や文化の違いに戸惑いつつも、ローカルの友人にはJapanese Singaporean と言われる程、馴染んで楽しく暮らしています。昔から、家では日本茶を飲む習慣があり、日本の美味しいお茶を海外にも広めたいと思い日本茶アンバサダーとして活動することにしました。日本茶だけではなく中国茶や東南アジアのお茶文化のレポートも出来ればと思っています。